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  • ふる里のごちそう作り

    寒風にゆれる干し大根
    ▲寒風にゆれる干し大根
    ほんのり甘い干し大根の煮物
    ▲ほんのり甘い干し大根の煮物
       我が家では毎年沢山の大根を植え、大根の煮物や、サラダ、漬物などいろいろな料理に使います。
    2月、3月頃になると食べきれない大根が畑に残り、そのまま残しておくと菜の花が咲き、冬野菜の 大根は春の訪れを告げてくれる様になります。

    花を咲かさず早目に引いた大根は、皮をむき2〜3mmぐらいの輪切りにし、上のほうだけ残して包丁で 切れ込みを入れ軒下の針金に吊るして干します。干し大根は寒さと日射しに交互に当たり、日が経つに つれてだんだんと乾燥し干からびていきます。雨降りが続くと湿度が高くかび易くなるのが心配の種で すが、乾燥が仕上がる頃には、さて誰におすそ分けしようかと、お友達の顔を思い浮かべ美味しさの種を まく準備です。私の好きなひと時です。

    甘みの多い干し大根は一度水またはぬるま湯で戻し、コトコトと煮込むことで更に甘みが増しふる里の おふくろの味になります。

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