2006年07月26日 |
▼からすうりの花 |
▼田んぼで見つけた雰囲気の似ているたんぽぽの綿毛 |
日本全国に分布しうり科でつる性の雌雄異株であるからすうりは、
山林等で樹木に絡み付いて生長するが、夕方暗くなってから開花し夜明けと共にしぼんでしまう為、
人目につかず秋になり5cm〜7cmの楕円形の赤い実を付けて始めてきずく事が多いようです。
この花は夜に咲く為、開花中に蛾が花粉の媒介をします。
薄暗くなってから真っ白な花がぱっと!咲く姿は神秘的ですよ〜。 更にこの花から秋に赤い実が出来るとは想像もつきませんが・・・ (^_^) からすうりの花と果実 →ここ 実と根は薬用効果が高く ☆しもやけ・肌荒れに からすうりの果汁と果肉をすり込むようにして患部に塗る。 ☆黄疸・利尿に 1日量として乾燥したからすうりの根6〜10gを水200ccで煎じ毎食前に服用。 ☆母乳の出をよくするために 乾燥したからすうりの種子を1回量1〜3gを水200ccで半量に煎じ、食後30分に服用する。 ★無公害のベビーパウダー 同じうり科で果実が黄色いところから名前が付いた、きからすうりがあります。きからすうり の根から作られる天花粉(てんかふん)は昔から子供や大人のあせもには重宝されていました。 天花粉の誕生物語です →ここ ☆食用としては 葉は天ぷらやゆでて和え物に、若い果実は一度ゆでてから煮物、塩漬け、みそ漬け等に、 熟した果実は砂糖と一緒にホワイトリカーに漬け込み果実酒等利用価値が多いようです。 |