2006年07月20日 |
▼由良川に架かる上原つり橋 |
▼国道27号線から上原町の集落を見る |
明治43年の山家駅開設と同時に駅に通じる橋として架けられたそうで、当時は
国道27号線も低い所にあり、橋は板が渡してあるだけのつり橋で高さも8m程しかなかったようです。 大正3年、11年、昭和21年に水害に合い流失の度に架け替えられていましたが、昭和28年に又もや大洪水で 流失してしまい、色々と談義の上、その頃には国道も高い所にあったようで流失前よりも9m高くして国道27号線から 直接上原町に向かって高さ17mのコンクリートつり橋が架けられました。 昭和28年に洪水で流失した当時は舟で対岸まで人や牛、生活用品等が運ばれたそうですし、昔は郵便も鉄道便で あった為山家駅に着いた郵便物も舟で運ばなくてはならず大変だったそうです。その橋のたもとには大橋屋と言う 何でも屋≠ウんがあったと聞きましたが、橋の流失と共になくなったのでしょうか・・・・ 現在のコンクリートつり橋は 昭和30年5月24日竣工 工費 780万円 橋長さ 100m 幅員 2,2m この橋のすぐそばでは毎年由良川下りが催され今年は7月23日になっていますが、連日の長雨で由良川は増水している為 中止になるかもわかりませんね !(^^)! このつり橋は国道27号線の山家交差点を過ぎ100m程進むと右手に見えます。 ここから眺める四季折々の渓谷は、何処にも 負けない美しさがあるようですよ〜。 |