2006年06月19日 |
▼美しく咲いたアンネのバラ |
▼おまけのつるバラ
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アンネのバラは強制収容所で15歳の命を落としたアンネ・フランクと、収容所の中で一緒であった
ベルギーの園芸家が、思い出の為にと育成した新品種をアンネの父に贈ったもので、1972年に始めて日本に10本の
苗木が送られました。そのうちの1本だけが生き延びて翌年花が咲いたようです。その後1976年、今から30年前に
再び10本の苗木が送られ綾部市のバラ育苗家に託されたもので、接木で配られた苗は日本全国に広がって
行ったようです。 バラは作られた園芸家が有償での販売を禁止した為、アンネが生まれたヨーロッパではすでに絶えてしまい、 大切に育てられているのは日本ぐらいらしいです。 我が家では15年程前に学校に勤めている友人に接木苗をもらいました。 四季咲きであるアンネのバラは、つぼみの時は赤く、開くにつれてオレンジ色からピンクに変わります。 沢山あるバラの中では一番丈夫ですが5月頃からと7月、10月頃に咲き大切にしています。 綾部駅裏(北口広場)では、アンネの銅像の周りで、今アンネのバラが満開です。 アンネが語りかける平和と人類愛の精神は、わが国で最初に世界連邦都市宣言をした綾部市に通じる様です。 |