2006年06月03日 |
▼我が家の茶園 | ▼お茶刈りに使った古〜いハサミ |
今年は春先の低温で新芽の成長が遅いと言われていたので生産農家の方は心を痛められたと思います。 我が家では天候も品質もあんまり気にしない自家用のお茶刈りを今年も5月29日にしました。昨年お茶の生産農家の方に 硫安と油粕をやると甘くて渋くて美味しいお茶が採れると教わっていたので雑草にも吸い取られながらやっておいた所、 今年は見事にみどり鮮やになり新芽の香りを嗅ぎながらの刈り取りとなりました。 今ではちょっと見られないような50年ほど前から使っているハサミでチョキチョキと刈ります。ハサミに縫い付けられた 袋が筒状になっていて、端っことハサミを一緒につまみお茶の葉がこぼれない様にして刈りとり、袋がいっぱいになると 袋の先から籠などに移します。 近所の方は家で蒸して、揉(も)んでほうじ茶にされるようですが、我が家は毎年製茶工場に持ち込み煎茶に加工してもらいます。 農作業が又一つ減ったので今ホッとしているところで〜す。 |
▼美味しいお茶になる前の新芽 | ▼仕上がった煎茶 |
お茶について ツバキ科で椿や山茶花(さざんか)の仲間です。 同じ品種の木からお茶は作られますが、製造の違いで分類されます。 ☆緑 茶・・・・・お茶の葉を美しい緑色にする為発酵させず加熱処理したもの 煎 茶・・太陽の下で新芽を育て揉みながら乾燥したもの 抹 茶・・茶園に覆いをして新芽を育て蒸した後揉まづに乾燥して粉末にしたもの 玉 露・・茶園に覆いをして新芽を育て蒸した後揉みながら乾燥したもの 玄米茶・・番茶に炒った玄米を混ぜたもの ほうじ茶・番茶を強火で炒ったもの ☆ウーロン茶・・・お茶の葉を半発酵してつくったもの ☆紅 茶・・・・・お茶の葉を発酵させてつくったもの こんな唱歌があります ♪夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・♪ (立春から数えて88日目頃) |