2006年05月11日 |
▼裏山に自生する山葵(わさび)の葉 |
▼満開の花
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私の住まいは動物達がしょっちゅうお邪魔し、雑草が生い茂り自然だけは充分過ぎる程豊かなところですが、家の直ぐそばの裏山には山葵(わさび)が自生しています。普段は何てことないのですが、雑踏の中にいる友人は、その手入れの行き届かないそのまんまの姿がうらやましく見えるのか、いつもいいね〜≠ニ言います。
是非その自然の中のわさびを紹介して〜と頼まれましたので、わさびに関する詳しい記事と一緒にご紹介します。
写真を撮ったときは丁度花が満開を少し過ぎて、花に種が付きかけていました。画像の中で花の周囲のひげ状のものが種の入った
鞘(さや)です。 ▼わさびについて アブラナ科の多年草で葉が葵に似ている所から山葵(わさび)の名が付いたようで、わさびの語源は「悪障疼」の略で 「わるさわひびく」が縮小したものらしく、極めて辛いと言う事だそうです。 わさびは栽培の仕方で、沢わさびと畑わさびに分かれるそうで、沢わさびは渓流などの流水中に自生し、畑わさびは 冷涼で湿気の多い畑で栽培されているようです。 |
▼わさびの自生地 |
夏涼しく冬暖かで豊富な湧き水が流れ、水温が年間を通し15度(文献により多少異なる) 前後で、強い日射が避けられる場所のみに栽培されるとあり、我が家のわさびはいつも山水が途切れることなく流れている為、 その条件にかなり近く沢わさびに当たると思われます。 上の画像の、手入れが全く行き届かず熊笹で覆われた中央のトンネル状の穴の中にわさびは自生します。 手入れが出来ていないので恥ずかしいですが〜!(^^)! 花は天ぷらにするととても珍味らしく、活き活きとした葉、茎等は、年間を通じて収穫出来るそうですよ。 |