2006年05月05日 |
▼僧侶による護摩祈願 |
▼当番による大祭の準備 |
5月3日上原町自治会の主催で、岩根山行者堂春の大祭があり、10:00からは
僧侶による五穀豊穣、家内安全等の護摩祈願が行われました。 この行者山は、山家駅の裏にある岩根山の山頂に、安永6年山家城主であった谷衛秀が建立したもので、当時日照りが続き農民が苦しんでいる様子を見て心を痛めていた時、夢枕に雷神が現れ城と由良川の対岸にある上原の岩根山に雷を落とし、そこにお堂を建て信仰するようにと、お告げがあったとされます。 行者山にはこんな伝説があるようです。 麓の上原村には昔からたった一度も落雷がないそうで、行者山がみな雷様を受けて下さるのだ≠ニ言い伝えられ、その証にお堂の付近の古木はあちらこちらで折れ、裂け、倒れ、大きな手水石まで無残に割れているそうです。 大祭ともなると地元や遠方からの参拝者が絶えなかったらしく、当時から始まった大祭は今も続き、大祭当日は当番が、早朝手料理と水等を運び上げ、参拝者に振る舞う準備をします。 大祭は毎年春と秋に行われ、山頂では飲み物や行者饅頭も販売されます。 ☆ 春 5月3日 8:00〜13:00まで ☆ 秋 9月の第一日曜日 同時刻に 春お堂の戸を開け、秋に戸を閉める式典になっているようです。 主催者の一人は 秋には山頂で法螺(ほら)吹き大会を計画しているが、全国的に聞いた事がない法螺吹き大会を 是非成功させたい≠ニ、ホラではなく真剣に話しておられましたよ〜。 |
▼麓で行者そばの無料接待 |
岩根さんの麓では村の有志の方が地元で採れたそばで、手打ちそばを振る舞ってくれます。 このそばも7年前に村興しの取組の中、荒廃する田畑にそばを植えられたもので、地道な努力の結果生まれたソバ。 その味は最高でーす! 山家城が全国の城(京都)に紹介されています→ここ |