2006年04月07日 地元の方に案内して頂き、古代のロマンを訪ねてみました。 山家には巨大な岩石信仰と思われるものが多く、大塚の熊野神社の巨岩は、全く巨大で背景の山峰との調和は 見事なものである。おそらく自然を神として恐れた時代の祭祀遺跡であろう。由良川の河岸段丘地に展開した 西原が農耕地として、水田耕作に往時苦労した事はよく聞くところである。 (綾部の文化財を守る会の資料による) 春になり、今頃の時期になると毎年、地元や綾部の小中学生達が見学に来るそうです。 |
▼申酉(さるとり)古墳 ★申酉(さるとり)古墳は民家の敷地にあり、石の上には松が2本生えていたらしいが、危険なので 切られたそうです。 中をのぞいた所雑草が生い茂り、筒抜けの洞穴で、発見当時掘り出した土は村人が皆で大事に分けて持ち帰り、畑や家の周りなどに入れたそうだと聞かされた。 |
▼畑の中にある札の前古墳 ★札の前古墳は道端の畑の中にあり、ここだと教えてもらわなければ分からない所にあった。 |
▼大塚古墳の巨岩 ★大塚古墳は由緒ある熊野神社がその巨岩の上に建ち、元は大塚大明神と言われていたが、明治初年に熊野神社と言うようになったらしい。神社の裏側に周り巨岩の大きさにびっくりした。 |
遺跡などに興味のある方は、現地に出向いて歴史の紐を解くのもいいもんですよ・・・・ |